棹前早煮昆布

【結びコンブ】の作り方

1.棹前早煮昆布を長いままさっとすすぎ、次に水に浸して結べる程度に柔らかくなったら水からあげます。

2.棹前早煮昆布は35cmほどありますので、柔らかくなった昆布を縦に裂いて、料理に合うように結び目を作ります。

すべて結び終えたら、キッチンハサミ(サビないステンレス製が良い)などで切って【1】の漬け汁も一緒におでんや煮物の具材に利用します。

材料(3人分)

水で戻した早煮昆布150g
醤油30ml
酒/みりん各50ml
砂糖50g
水(もどし汁)200ml

棹前昆布の特徴

棹前早煮昆布の産地である北方領土の貝殻島は、現在ロシアが保有を主張しており、毎年1億円あまりの入漁料を支払って昆布漁をしています。

親潮の影響を強く受けて潮の流れも速く、品質の良いものを穫ることができます。

通常より早い時期に収穫した若い昆布です。
食べる昆布で煮上がりも早く、細長いので結び昆布や昆布巻、おでんの具、煮物など、扱いやすい昆布なので幅広く利用されています。

そのままでは塩分があるため、水ですすいでから調理します。
水で戻して柔らかくなってきたら、結び昆布や昆布巻などにし、もどし汁と一緒に煮込みます。

昆布は湿気に弱いので、品質を落とさないように湿気と温度に注意して保存してください。

活用法のキーワード
結び昆布 / 昆布巻 / おでんの具 / 昆布めし / 昆布ポタージュなど